登録しているSDSの「作業環境」をCSVファイルでまとめてダウンロード・編集し、再アップロードすることで、複数SDSのリスク評価を一括で再評価できます。
※リスク評価の作業環境入力は管理者権限、編集者権限を持つユーザーのみ可能です。編集者(自部署のみ)の権限の場合は、自部署に紐づくSDSのみが対象になります。
手順
1.「SDS一覧」を開き、再評価したいSDSの左端にあるチェックボックスをクリックします。(フィルタで絞り込んだうえで「すべて選択」することもできます)
2.「一括操作」をクリックし、「一括リスク再評価」を選択します。
3.「選択中のSDSからリスク再評価用のCSVファイルをダウンロードする」をクリックし、CSVファイルを取得します。
4.本ページ最下部の「リスク評価_一括再評価テンプレート(Excel)」をダウンロードし、CSVファイルの情報(2行目以降)を「入力フォーム」シートに貼り付けます。
5.各行の作業環境をドロップダウンから選択してください。
・SDS ID、ファイル名、製品名(グレー列)は変更しないでください。
・セルが赤くなった場合は、物理状態と選択した作業条件の組み合わせが正しくありません。値を削除するか、物理状態を正しいものに修正してください。
6. 編集完了後、「CSVとして保存」をクリックし、ダウンロードしてください。
7.画面上の「ファイルを追加」から、ダウンロードしたCSVファイルをアップロードし、右下の「実行する」をクリックします。
8.アップロードが完了すると、画面に「リスク再評価を受け付けました。完了後にメールで通知します。」と表示されます。
9.再評価の処理はバックグラウンドで実行され、完了するとアカウントの登録メールアドレス宛に結果(成功・失敗件数)のメールが届きます。
CSV・Excelファイルの構成
CSV・Excelファイルは製品ごとに1行で出力されます(1つのSDSに複数製品がある場合は複数行になります)。列は以下の順で並んでいます。
| 列 | 項目 | 入力 |
|---|---|---|
| SDS ID | 更新対象を特定する識別子 | 変更不可 |
| ファイル名 | 更新対象を特定する識別子 | 変更不可 |
| 製品名 | 更新対象を特定する識別子 | 変更不可 |
| 物理状態 | 液体/気体/固体 | 必須 |
| 揮発性(沸点) | 物理状態により要否が変化 | ※1 |
| 取扱温度 | 物理状態により要否が変化 | ※1 |
| 気体区分 | 気体の「爆発範囲」を入力する列 | ※1 |
| 飛散性 | 物理状態により要否が変化 | ※1 |
| 取扱量 | グラム/キログラム/トン | 必須 |
| 年間作業時間 | 年間の作業時間帯 | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_保護具使用 | あり/なし | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_密閉化 | あり/なし | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_局所排気 | あり/なし | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_全体換気または屋外 | あり/なし | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_空気希釈 | あり/なし | 必須 |
| 作業環境_換気_保護設備_ガス検知器 | あり/なし | 必須 |
※1:以下、「CSV編集時の重要ルール(必ずお読みください)」内の「2.物理状態(液体/気体/固体)に応じた入力ルール」をご参照ください。
Excelファイル編集時の重要ルール(必ずお読みください)
一括編集を正しく行うために、以下の4点にご注意ください。
1. SDS ID、ファイル名、製品名(A列・B列・C列)の変更禁止
「SDS ID」「ファイル名」「製品名」はシステムが更新対象を特定するための識別子です。この列の値を変更したり削除したりすると、正常に更新できずエラーになります。この列は触らないようにしてください。
2. 物理状態(液体/気体/固体)に応じた入力ルール
「物理状態」で選んだ値(液体/気体/固体)によって、入力が必須になる列と入力してはいけない(空欄にする)列が異なります。
| 物理状態 | 揮発性(沸点) | 取扱温度 | 気体区分(爆発範囲) | 飛散性 |
|---|---|---|---|---|
| 液体 | 入力必須 | 入力必須 | 空欄 | 空欄 |
| 気体 | 空欄 | 入力必須 | 入力必須 | 空欄 |
| 固体 | 空欄 | 空欄 | 空欄 | 入力必須 |
※「取扱量」「年間作業時間」「あり・なし」の6列は、物理状態にかかわらず常に入力が必要です。
3. 各列の入力フォーマット
選択式の列は、ドロップダウンから直接選択してください(表記が一致しない場合エラーになります)。
※言語ごとに「日本語用」「英語用」のシートに分かれています。ご希望の言語のシートを開き、表示されているドロップダウンから選択してください。英語用シートでは見出しが英語表記になりますが、日本語で入力しても問題ありません。
物理状態
| 日本語 | English |
|---|---|
| 液体 | Liquid |
| 気体 | Gas |
| 固体 | Solid |
揮発性(沸点)(物理状態が「液体」のとき)
| 日本語 | English |
|---|---|
| 沸点 50℃未満(高揮発性) | Boiling point below 50°C (high volatility) |
| 沸点 50℃以上、150℃未満(中揮発性) | Boiling point 50°C to below 150°C (medium volatility) |
| 沸点 150℃以上(低揮発性) | Boiling point 150°C or more (low volatility) |
取扱温度(物理状態が「液体」または「気体」のとき)
| 日本語 | English |
|---|---|
| 引火点以上 | At or above flash point |
| 引火点から−10℃以上、引火点未満 | Within 10°C below flash point |
| 引火点から−10℃未満 | More than 10°C below flash point |
| 引火点なし(不燃性) | No flash point (non-flammable) |
気体区分(物理状態が「気体」のとき)
| 日本語 | English |
|---|---|
| 爆発範囲内:高圧ガス / 液化ガス | Within explosion range: High-pressure gas / Liquefied gas |
| 爆発範囲外 | Outside explosion range |
飛散性(物理状態が「固体」のとき)
| 日本語 | English |
|---|---|
| 粉塵多い | High dustiness |
| 粉塵少ない | Low dustiness |
| フレーク状等 | Flake-like, etc. |
取扱量
| 日本語 | English |
|---|---|
| グラム(少量) | Gram (small quantity) |
| キログラム(中量) | Kilogram (medium quantity) |
| トン(大量) | Ton (large quantity) |
年間作業時間
| 日本語 | English |
|---|---|
| 400時間/年以上 | 400 hours/year or more |
| 100時間/年以上、400時間/年未満 | 100-400 hours/year |
| 25時間/年以上、100時間/年未満 | 25-100 hours/year |
| 10時間/年以上、25時間/年未満 | 10-25 hours/year |
| 10時間/年未満 | Less than 10 hours/year |
4. 「作業環境」列の入力
換気・保護設備に関する6つの列(保護具使用・密閉化・局所排気・全体換気または屋外・空気希釈・ガス検知器)には、「あり」または「なし」(英語版CSVでは 「Yes」または「No」)を入力してください。空欄やそれ以外の文字列はエラーになります。
アップロードしたCSVファイルにエラーがある場合
入力内容に不備があると、対象の行とエラー内容が一覧で表示され、処理は実行されません。内容を確認・修正したうえで、再度アップロードしてください。
エラーメッセージの例:
- 3行目: 物理状態は必須です。
- 3行目: 「揮発性(沸点)」の値「沸点 200℃」が不正です。
- 5行目: 物理状態が液体の場合、取扱温度は必須です。
- 5行目: 物理状態が液体以外の場合、取扱温度は指定できません。
- 2行目: SDS ID「xxxx」に該当するSDSが見つかりません。
- 4行目: SDS ID「xxxx」に製品ID「3」が見つかりません。
- 6行目: 「作業環境_換気_保護設備_局所排気」の値は「あり」または「なし」で入力してください。
注意事項
・アップロード可能なファイル形式はCSVファイルのみです。
・SDS ID・ファイル名・製品名・ヘッダー行(1行目)は変更せず、編集してください。
・再評価の処理はバックグラウンドで実行されます。完了時にメールで通知されるため、画面を閉じても問題ありません。
・編集者(自部署のみ)の権限では、自部署に紐づくSDSのみ再評価できます。他部署のSDSが含まれているとエラーになります。
・文字化けする場合は、ファイルを「UTF-8」で保存し直してアップロードしてください。